
Learn about AWS in 大阪に参加しました!
Learn about AWS in 大阪 行ってみた
皆さま初めまして、JIG-SAWにてプリセールスエンジニアをしておりますiguteethと申します。
2025年2月6日、ご縁いただきソニービズネットワークスさんがグランフロント大阪にて開催されるイベント「Learn about AWS in 大阪」へ参加させていただきました。
Ops Today 編集部員より運営様へ取材交渉のご連絡を差し上げたところ快諾いただき、今回はそのイベントレポートをお届けいたします! (ご担当者様、この度は誠にありがとうございました )
私は北海道札幌市にあるコントロールセンターにて勤務しておりますため、飛行機にて伊丹空港を経由しての参戦です。他のメンバーは東京から新幹線での大阪出張となりました。
慣れない大阪、大阪出身の営業から周辺情報を事前に仕入れていましたが……

……………
ランチに計画していた大阪グルメは断念し、なんとか開場直前に現地集合。到着しましたグランフロント大阪!

建物内の案内板を頼りにタワーCまでたどり着き、Learn about AWS in 大阪、潜入です!

Learn about AWS in 大阪とは?
Learn about AWS in 大阪は、ソニービズネットワークス株式会社主催、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社講演協力のもと、「AWS」 「生成AI」 「モダンインフラ」をキーワードとしたイベントです。幅広い技術レベルの人を対象としたセミナーセッションや、AI・AWSに関する各種展示・相談コーナーが設けられました。
今回Ops Today編集部では、大阪でAWSのイベントが開催されるという噂を聞きつけ足を運びました。ソニービズネットワークス株式会社、講演協力のアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の取材協力のもと、イベントの内容について詳しくお届けします。
いざ、会場に潜入!
エレベーターで8階まで昇ると、受付にてパスとノベルティーをいただきました。
パスには名刺の他、自身の役回りやスキルレベル、どこから来たかを示すfrom〇〇のような様々なシールを張り付けるかたちになっており、会場で初めて会った方との会話のきっかけにもなる優れモノでした。
▼著者のパス、大阪リージョン到着による気分の高まりからfrom北海道を押し出している

▼ノベルティー、実用性のあるものはやっぱりうれしいですね

メイン会場とふたつのセッション会場
Learn about AWS in 大阪の会場は大きく3つのルームに分かれていました。

メイン会場(Room C01・C02)
さまざまなジャンルの展示や相談窓口が設置されており、窓口に立たれているエンジニアさんとディスカッションや技術相談をすることができました。
会場奥では定期的にライトニングトークが開催されるほか、会場中央には自由にいただける軽食や飲み物が置かれておりました。
Track A(Room C03) Generative AI Track
セッションタイトル | 登壇者 | 概要 |
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AWS re:Invent 2024レポート~生成AI編~ | アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス事業統括本部 パートナー技術統括本部 テクノロジーソリューション本部 機械学習パートナーソリューションアーキテクト 久保田 弾 | AWS最大のテックカンファレンスre:Inventから、話題の生成AI関連のアップデートをまとめてご紹介。AWSが提供するAIサービスの最新情報や活用事例を、エンジニアからビジネス職まで幅広い職種の方に向けてお届けします |
アプリ開発新時代!生成 AI を活用した アプリケーションライフサイクルマネジメント ~Amazon Q Developer~ | ソニービズネットワークス株式会社 インテグレーション部 開発グループマネージャー ※2024 Japan AWS Ambassadors に選出 濱田 一成 | 生成 AI によりアプリ開発は大きく変わりました。コードのサジェスト機能により開発工数を削減できるようになりましたが、開発タスクにはまだ様々な課題が残されています。「Amazon Q Developer」はコードサジェストはもちろん、企画~設計~テスト~運用~メンテナンスなどライフサイクル全体を支援。Amazon Q Developerでアプリケーション開発全体がどう変化するのかご紹介します |
100以上の生成AI事例から学ぶビジネス価値生成の方程式 | アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 技術統括本部 パートナーセールスソリューション本部 パートナーセールスソリューションアーキテクト 谷宮 悠介 | 生成AIを活用したい、でもどういう業務に活用できるのか、どのような成果を生み出すことができるのか、成果を生み出すために何をやらなければいけないのかわからない方も多いのではないでしょうか。 このセッションでは、多数のAWS生成AI導入事例を元にどのようなケースで生成AIを活用していくのが良いか・生成AIの社内利用に向けて何をしていくのが良いかを解説いたします |
【弊社サービス開発事例から】 生成AIと歩むネクストステージ!サービス機能開発へのチャレンジと学び | ソニービズネットワークス株式会社 インテグレーション部 AIソリューション開発課 マネージャー 守澤 康之 | 生成AIはビジネスに革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。当社は、AWSの生成AI基盤サービスであるAmazon Bedrockを活用し、これまでFAQボットソリューションやAPIコマンドサジェスト機能などの開発を進めてきました。本セッションでは、これらの開発を通じて得られた知見やノウハウを具体的に紹介します |
Track B(Room C04) Modern Infra Track
セッションタイトル | 登壇者 | 概要 |
---|---|---|
AWS re:Invent 2024レポート~モダンインフラ編~ | アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス事業統括本部 パートナー技術統括本部 テクニカルイネーブルメント部 パートナーソリューションアーキテクト 尾崎 周也 | クラウドネイティブからレガシーマイグレーションまで、AWS re:Inventで発表されたインフラ関連の注目アップデートを総括。セキュリティや運用管理も含め、現場が直面する様々な課題に対する最新情報をお届けします |
AWS環境の最適化を目指そう! ~導入後のよくある課題(コスト・セキュリティ・運用・ネットワーク)の解決策は?~ | ソニービズネットワークス株式会社 インテグレーション部クラウドCS課 ※2024 Japan AWS ALL Certifications Engineers に選出 折笠 丈侍 | 「 AWSを使い始めてもうXX年、インスタンスも増えて活用範囲も拡がってとても活躍してくれている、だけど一方で…」とAWS利用ユーザから弊社が良く相談される「コスト最適化」「セキュリティ維持管理」「運用自動化」「ネットワーク最適化」などを取り上げ、それら各課題をモダンインフラを活用してどう解決していけば良いか解説いたします |
モダナイゼーション基礎編~ その理由から方法まで | アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス事業統括本部 パートナー技術統括本部 第二技術開発部 シニアパートナーソリューションアーキテクト 田中 創一郎 | なぜモダナイゼーションが必要なのか?どのように進めればよいのか?抽象的な概念のため取り組みにくいといった声も上がっています。本セッションでは、その定義から、実践の道筋となるモダナイゼーション・パスウェイまでをご紹介します |
【お客さまサービス開発事例から】 モダンインフラを活用した自社開発サービスの価値の高め方 | IMV株式会社 DSS事業本部 システム統合部 iMV Cloud室 福田 慎平 ソニービズネットワークス株式会社 インテグレーション部 松田 崇 | モダンインフラ/モダナイゼーション化、大量に収集蓄積されたデータの活用、IoTなどのネットワーク技術、これらの活用により価値を高めたサービスを提供されているお客さまの事例を幾つか取り上げ、どのような目的のもとどのようなアーキテクチャーを組み、どのような課題があり、どう工夫してきたかを解説します、ぜひこれから開発予定のサービスの指針づくりの参考にしてください |
JIG-SAWのメンバーもたくさんのセッションを拝聴させていただきました。
以下のセッションレポートをOps Todayで公開しています!
生成AI体験!画像生成チャレンジ?
メイン会場の展示の中に、いろんな猫ちゃんが代わり替わりモニターに表示されているブースがありました。どうやら生成AIを利用した体験型ブースのようです。Ops Today編集部員(非エンジニア)とチャレンジしてみました。

ご説明いただいたところ、画像生成AIに対し日本語で指示を出し、画面に表示された猫の画像に近い画像を生成するチャレンジとのことです。だからいろんなにゃんずが画面に出ていたのですね。
編集部員、プロンプトエンジニアへの第一歩を踏み出します。

AIでの画像生成は初めての編集部員、少し悩みましたが「床に座っている青い目の猫」と入力。生成ボタンをクリックします。

さっそく画像生成が開始されました。待機中画面で進捗にあわせて黒猫が歩きます。そんなgifをゆっくり鑑賞する間もなく、画像が生成されました。一昔前では考えられないスピード感ですね。
結果は……

シャムではなくキジトラが生成されてしまいました。体勢と目の色しか指示していないのですから、これはAIがどうのこうのではなく指示内容の問題です。
類似度は驚異の-16点……
スタッフさんからご提案いただき、今度はキーワード「白い壁」にて画像を生成してみます。

当然ながら白い壁が生成されましたが、類似度はなんと-21点!我々が作成した猫とたったの5点差です。
「どう考えても私の方が猫だけどなぁ」なんて漏らしてましたが、AIがヒトとはまったく異なる基準で画像を認識していること、狙い通りAIを活用するにはどのような点で工夫が必要なのかなど、様々な点で気付きのある体験でした。

今回体験したシステムですが、ソニービズネットワークスのエンジニアさんがこのイベントのために急遽AWSのサービスを活用し構築したものとのことです。
大規模な準備をせずとも生成AIのシステムを組めてしまうAWSサービスももちろんそうですが、サクッと構築できてしまうエンジニアさんが在籍されているソニービズネットワークスさん、流石ですね。
ネットワーキングがはじまった

すべてのセッションが終了すると、メイン会場に食事と飲み物が次々と運ばれ、ソリューション営業本部/開発本部 本部長 平山様の乾杯挨拶とともに、ネットワーキング(懇親会)が始まりました。
弊社は大阪に営業所などを持っていないため、大阪の企業様と交流を深める貴重な機会となりました。改めまして、このようなイベントに参加させていただきありがとうございます。

おいしいお料理とお酒で楽しい時間を過ごしていると、AWSクイズ大会がはじまりました!

クイズは4択形式となっており、1問でも間違えた人から脱落していくシステムです。
なんと、上位者には豪華景品もあるとのこと。我々JIG-SAW一同も鼻息を荒くして挑戦します。

私はお恥ずかしいことに生成AI関連のサービスに関する問題で脱落してしまいました。業務とは直接関係しないサービスのキャッチアップが足りていないと、猛省です。
そんな中、非エンジニアであるOps Today編集部員が初心者枠で最終選考まで残っているではありませんか。

聞くところによると、どうやら本イベントのセッション内で学んだ内容だったため正解できたとのこと。惜しくもじゃんけんに敗れてしまい、景品は獲得ならずではありましたが、非エンジニアから上級者まで学びのある、とても充実したイベントだと改めて実感いたしました。
ネットワーキングも終わりに近づいた頃、平山様からサプライズがあり……

最後はソリューション営業本部 本部長代理 松田様よりご挨拶があり、イベントは終わりを迎えました。

イベントを終えて
このイベントは、AWS Summit Japanが毎年関東で開催されている中で、同様にAWSにフォーカスした関西のイベントを!という思いで開催されたとのことでした。会場に足を運ばれている方の中にはまだAWSを利用していない、という方も数多くいらっしゃいました。
そうした初級者向けのセッションから中・上級者向けのセッション、さらにはAIの体験など、AWSのイマをぎゅっと凝縮したようなイベントで、我々編集部員も大満足のイベント参加となりました。AIをはじめとする最新のトピックスをキャッチアップしなければという意欲も駆り立てられる一日となりました。
こうしたイベントの開催を今後も期待したいと思います!改めて関係者の皆様、またここまでご覧になってくださった方、ありがとうございました。