
【Google Cloud Next Tokyo 2025】AI 時代に必要なセキュリティマネジメントスキル:講演レポート
Google Cloud Next Tokyo 2025とは?
Google Cloud Next は、Google Cloud が主催する大規模なオンサイトイベントです。2025年8月5日(火)と6日(水)の2日間、東京ビッグサイトで開催され、オンラインでのライブ配信も行われました。
本イベントでは、最新のクラウド技術や生成 AI ソリューションが紹介され、業界リーダーによるセッション、革新的なデモ、ネットワーキングの機会を通じて、Google Cloud が実現する未来を体験可能です。
セッション情報
セッション名 | AI 時代に必要なセキュリティマネジメントスキル |
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セッション概要 | 本セッションでは、クラウドインフラのセキュリティマネジメントにおけるAI活用を成功させるための重要なポイントとなるAIと人間の協働モデルについて詳しく解説します。 AIを最大限に活用する為にAIに任せるべき業務(インシデント検知・分析・優先度評価の自動化など)の選定基準と、人間の役割として残すべき業務(判断・戦略立案)及び必要なスキル(AIリテラシー・リスク管理)をユースケースと共にご紹介します。 |
登壇者 | JIG-SAW株式会社 大田原 |
本講演の席数は250席でしたが、立ち見の方を含め約280名の方にご覧いただけました。クラウドインフラのセキュリティマネジメントにおけるAI活用に対する興味の大きさが伺えました。

セッション詳細
現代社会において、企業のクラウド活用はもはや当たり前の光景となりました。しかしその裏側では、サイバー攻撃が日々高度化・巧妙化しており、これまでのセキュリティ対策だけでは組織を守りきることが難しくなっています。特にクラウド環境のセキュリティは、従来のオンプレミス環境とは全く異なるアプローチが求められ、その管理は複雑さを増す一方です。
このような困難な状況に、希望の光を差し込んでいるのがAI技術の進化です。AIは、セキュリティ運用に大きな変革をもたらす可能性を秘めていますが、その力を最大限に引き出すにはどうすればよいのでしょうか。

本講演では、これからのセキュリティマネジメントの鍵となる「AIと人間の協働モデル」に焦点を当てています。AIの高速な処理能力を活かすべき業務と、人間にしかできない高度な判断や戦略立案といった役割を、どのように切り分け、連携させていくべきか。その具体的な考え方とユースケースを解説しました。
また、AI活用に潜むリスクを理解し、組織として安全に運用していくために不可欠な「AIリテラシー」や「ガバナンス」の重要性にも言及しています。
本講演の詳細について
本講演の詳しい内容は、こちらのホワイトペーパーよりご確認いただけます。本資料には、AIという強力なパートナーと共に、これからの時代のセキュリティを成功に導くためのヒントが詰まっています。
AIを活用したセキュリティ運用を学びたい、クラウドセキュリティを強化したい、AIリテラシーとガバナンスを習得したい、セキュリティ体制を強化するための具体的なステップが知りたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。