
AWS、サービス提供終了情報を集約した「AWS Product Lifecycle」ページを公開
2025年5月26日、Amazon Web Services(AWS)は、サービス可用性やサポート終了に関する情報を一元的に提供する「AWS Product Lifecycle」ページを新たに公開した。
発表によると、この取り組みは、企業や開発者がサービスライフサイクルの変更を迅速に把握し、移行計画を効率的に策定できるよう支援することを目的としている。
- 参考リンク:AWS Product Lifecycleページ
AWS Product Lifecycleページの構造と内容
新設されたAWS Product Lifecycleページは、以下の3つのカテゴリに分けてサービス情報を整理している。
- 新規のお客様へのアクセス提供を終了するサービス
- サポートの終了が発表されたサービス
- サポート終了日を迎えたサービス
各サービスには、サポート終了日や推奨される移行先、関連ドキュメントへのリンクが明記されている。これにより、ユーザーはワークロードへの影響を評価し、必要な対応を迅速に講じることができる。
ページの意義と利点
従来、サービスライフサイクル情報の追跡には複数の情報源を参照する必要があり、ユーザーにとって負担が大きかった。「AWS Product Lifecycle」ページは、これらの情報を一箇所に集約することで、管理の複雑さを軽減する。
企業や開発者は、サービス変更に伴うリスクを最小限に抑えつつ、ビジネスの中核的な目標に集中できる。AWSは、このページをブックマークし、「AWSの最新情報(What’s New with AWS)」と併せて定期的に確認することを推奨している。
移行に関する具体的な支援が必要な場合、AWSサポートや通常の連絡窓口を通じて問い合わせが可能だ。
アクセス方法と今後の展開
AWS Product Lifecycleページは既に公開されている。このページは、AWSを利用する企業や開発者にとって、情報透明性を高め、スムーズな移行を支援する重要なリソースとなるだろう。