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最新の注目ニュースをまとめてチェック!【2025年3月30日週】

キヤノン製プリンタードライバーに脆弱性

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、以下のキヤノン製プリンタードライバーにおいて脆弱性が確認されたことを発表した。

▼脆弱性が確認されたプリンタードライバー

  • Generic Plus LIPSLX Printer Driver※uniFLOW SmartClientドライバーパッケージ適用:2025.1.2(2025年4月4日リリース)
  • Generic Plus LIPS4 Printer Driver
  • Generic Plus PS3 Printer Driver
  • Generic Plus PCL6 Printer Driver

細工されたアプリケーションから印刷処理が行われると、印刷作業が阻害されたり、特定の条件下では不正なコードが実行されたりする可能性があるとのこと。最新バージョンへのアップデートが推奨される。

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キヤノンマーケティングジャパン:プロダクションプリンター・オフィス向け複合機・スモールオフィス向け複合機およびレーザービームプリンターのプリンタードライバーに関する脆弱性対応について

Apple、旧端末向けのセキュリティアップデートを実施 深刻な脆弱性に対応

Appleは3月31日、旧端末向けの「iOS」及び「iPadOS」のセキュリティアップデートを実施した。既に悪用の報告が上がっているゼロデイ脆弱性に対応したものとなっており、早急なアップデートが推奨される。

▼3月31日にリリースされた「iOS」,「iPadOS」

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Appleのセキュリティリリース

ファイル転送サーバ「CrushFTP」に脆弱性、開示過程にトラブルか

ファイル転送サーバ「CrushFTP」に脆弱性が発見され、被害が広がっている。被害が広がった要因として、脆弱性を発見したのち、開発者が対応を進めていたにもかかわらず、別のCVE番号で先行して情報開示が行われたことがあげられている。なりすましユーザーで管理者権限でのアクセスが可能となる恐れがあり、既にリリースされた最新バージョンへの早急なアップデートを推奨する。

Microsoft、「Copilot」の新機能紹介 創立50周年イベントで

Microsoftは現地時間4月4日、創立50周年イベントにて「Copilot」の新機能を複数紹介した。今後、これらの新機能は初期バージョンが展開されていく模様。以下、いくつかの新機能を紹介する。

Memory

Copilotがユーザーの基本情報を記憶する機能。個人情報や興味関心といった情報を、会話の内容から保存する。ただし、プライバシーやセキュリティに関する懸念を抱く場合はこの機能を制限したり、無効としたりすることも可能。

Actions

Copilotが、ユーザーに代わってアクションを実行できるようになる。チケットや飲食店の予約などを、テキストのプロンプトのみでCopilotに依頼することが可能になる。

Podcasts

コンテンツから、ポッドキャストを生成することが出来る機能。論文などのコンテンツを指定すると、2人のAIによるホストの会話形式で解説してくれる。会話の途中で、ユーザーが中断したり割り込んで質問したりすることも可能。

Deep Research

GoogleのGemini、OpenAIのChatGPTが提供しているものと同様に、多くのドキュメントなどから通常何時間もかけて行う、より複雑な調査や分析を、短時間に、かつAIが自ら行ってくれる機能。Copilotで行う場合の詳細な所要時間や、情報源の数などは明らかにされていない。

Bingに統合されるCopilot Search

Bingの検索にCopilotを統合し、会話のような形式でWeb上の情報を回答として参照することが出来る。この機能はすでにロシア・中国を除く全世界で利用可能とのことで、実際に日本国内でも利用が可能となっていた。

日本語でも利用可能

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