【AWS re:Invent 2024】クルマ好きから見たre:Invent,F1開催地ラスベガス
AWS re:Invent とは?
re:Inventとは、Amazon Web Services(以下、AWS)が主催するAWSに関する技術的なセッションや、展示ブース、試験準備のためのブートキャンプ、ゲーム化された演習などを通じて、参加者が主体的に学習できるAWS最大のイベントです。
2024年は12月2日から6日までの5日間開催されており、日本をはじめ世界中から多くの人が参加しています。
クルマ好きとしてラスベガスを散歩してみました!
現在AWSのお祭りre:Inventが開催されていますが、その前週には「Formula 1 Heineken Silver Las Vegas Grand Prix」が開催されました。レースが終わり1週間経過した後もラスベガスの街中にF1の足跡がたくさん残っていたのでクルマ・モータスポーツが大好きな私がみなさんにご紹介させていただきたいと思います!
F1 Las Vegas Grand Prix
ラスベガスグランプリは2023年より開催されているF1の歴史上はじめてF1自らが主催したラスベガスの公道を使用した市街地レースです!普段一般の車が走っている道をものすごいスピードで曲がり、直線を走るために開発された20台のマシンがレースを行います。現在日本の自動車メーカーからは東京青山に本社を構えるメーカーがエナジードリンクが所有する2チームにエンジンを供給、愛知県に本社を構えるメーカーは日本人の方がチーム監督のアメリカのF1チームと業務提携を結んでいます。
F1には他にもアゼルバイジャングランプリやシンガポールグランプリなどの市街地レースはありますが、ラスベガスグランプリの一番の特徴は世界的に有名なカジノやホテル、ネオンサインが立ち並ぶラスベガスの夜の街がサーキットになっているということです!全長6.201kmのこのサーキットは1周のエンジン全開区間は78%強!最高時速342km/hにまで達するこのサーキットでドライバーたちは50周のレースを行います。
実際にレースで使用された道です。画像をよーく見ると奥の車線のほうが手前と比べて舗装がキレイなんです!これはレースで使用する道のみF1の規格に合わせるために再舗装しているからなんです。ものすごいスピードで走るF1マシンにとって小さなデコボコもものすごい振動になります!
ピットガレージとグランドスタンド!ピットガレージにはVIPのゲストたちのラウンジやF1チームのマシンやタイヤ、スペアパーツが保管されていたり、チームスタッフが休憩するためのパドックエリアがあります!
こちらはF1マシンたちが走る道路沿いにあるウォール(壁)です!レース開催中はマーシャルというマシンがクラッシュした際に撤去やコース上に落ちたパーツ(デブリ)を回収したり、レース中に何かあった際にドライバーに黄色や赤色の旗で状況を伝える非常に重要な役割を持った方たちのみが入れるエリアです。金網にはFIA(国際自動車連盟)の認証バッジがついていました。
スポンサーボードがついているウォールもありました。F1は自動車メーカーだけではなくアルコール飲料やお菓子の会社、おもちゃメーカー、航空会社など世界中の様々なパートナーと世界中でレースを戦っています。AWSもF1全体だけではなくイタリアの跳ね馬のチームにもスポンサー活動を行っています。さらにre:InventのExpoエリアにブースを出展している多くのソフトウェア関連企業もデータ分析や合理化などのために「走る実験室」として多くのチームと協力しています。F1はただ円を周回しているように見えて実は各マシンに搭載されている300個のセンサから1秒あたり110万個のデータポイントが生成されています。
こちらはバス停で撮影した一枚。F1を開催するにあたってバスの運行に影響を及ぼしていることがよくわかります。日本で開催されるレースは三重県にある常設サーキットで開催されますが、街中で開催されるレースは地元住民の協力があるからこそ円滑に開催することができるのだと改めて感じました。
re:Invent内のSports Forumではラスベガスグランプリのコースをほかの参加者とレースすることもできます!
まとめ
ラスベガスの街にあったF1グランプリの足跡をご紹介させていただきました!F1レースの放送中時々「powered by AWS」という文字と一緒にデータが表示されます!そのデータ見ながらレース展開を考察すると新しい視点でモータースポーツを楽しめると思いますのでぜひお試しください!